ベターデイズ合同会社

(世話人 週一から 日勤)対人援助【コミュニケーション術編】 「聴き上手その⑫」本音を理解しよう

ご応募はこちら

(世話人 週一から 日勤)対人援助【コミュニケーション術編】 「聴き上手その⑫」本音を理解しよう

(世話人 週一から 日勤)対人援助【コミュニケーション術編】 「聴き上手その⑫」本音を理解しよう

2026/10/05

「OWLさるびあ」の業務・福祉基礎研修シリーズ。今回はコミュニケーション術【聴き上手】の第12弾、【対人援助における「聴き上手その⑫:本音を理解しよう(言葉の奥にある真意を聴き取る技法)」】です。

対人援助の現場では、利用者様が口にされる言葉(建前や表面的なSOS)が、必ずしも「本当に伝えたい本音(真のニーズ)」と一致しているとは限りません。

表面上の言葉だけを真に受けて対応してしまうと、すれ違いが生じたり、「誰も自分の本当の気持ちを分かってくれない」と諦めを感じさせてしまったりします。言葉の裏に隠された「本音」に耳を澄ませることが、一歩深まった対人援助につながります。

 

1. なぜ「本音」と「建前(表の言葉)」がズレてしまうのか?

人は誰しも、自分の弱い部分や本音をそのまま口にするのには勇気が必要です。特に障がい福祉や介護の現場では、以下のような心理的背景から本音に「フタ」をしてしまうことがあります。

【本音を隠してしまう4つの心理的理由】

1. 遠慮・諦め ──「迷惑をかけたくない」「どうせ伝えても無理だ」という思い
2. 試し行動   ──「どこまで自分を受け止めてくれるか」支援者の姿勢を試している
3. 感情の混乱 ── 自分自身でも、何に対して怒り・不安を感じているのか整理できていない
4. 防衛本能   ── 傷つくのが怖くて、あえて強がったり投げやりな態度をとったりしてしまう

 

2. 表の言葉(建前)と奥にある本音(真意)の比較例

現場でよく耳にする言葉と、その奥に隠れている本当の気持ち(本音)のパターンです。

利用者様が発する表の言葉 奥に隠されている「本音(真意)」 支援者としての捉え方・着眼点
「もうこんなところ出て行ってやる!」 「自分の辛さを誰も分かってくれなくて寂しい・苦しい」 怒りや拒絶ではなく、「もっと関わってほしい」「SOSを聞いてほしい」という寂しさの裏返し。
「何でもいいです/自分でやりますから」 「手際よくやられると自分が惨めになる/本当は助けてほしいけれど頼みづらい」 自立の意思というよりは、遠慮や自尊心の保護。自分のペースに寄り添ってほしいサイン。
「〇〇さん(他の職員・利用者)のことが大嫌い!」 「私だけを見てほしい/もっと大切にされたい」 対象者への攻撃ではなく、自分自身の不満や羨望(嫉妬)、満たされない承認欲求の表れ。

 

3. 本音を聴き取るための3つのアプローチ

表面上の言葉を打ち消すのではなく、裏にある本音に優しくアクセスするためのポイントです。

  1. 裏にある「感情のメッセージ」に耳を傾ける

    言葉の内容(事実)ではなく、発された時の声のトーン、表情、視線、姿勢などの非言語情報から、「怒りの陰にある悲しみ」や「強がりの陰にある不安」を感じ取ります。

  2. 「言葉通り」に反応して切り捨てない

    「出ていく!」と言われたときに「困ります」「ルールですから」と正論で返すと、会話が平行線になります。「そこまで思ってしまうくらい、何か嫌なことがあったんですね」と、感情の強さを受け止めます。

  3. 安全基地(否定されない安心感)をつくる

    「どんな本音を出しても怒られない・見捨てられない」という確信が持てて初めて、ご本人は自らポロリと本音を漏らしてくださるようになります。

 

4. 現場での会話例:表面的な対応 vs 本音に寄り添う対応

グループホームの夕食時、部屋に閉じこもってしまった利用者様との関わりです。

✕ 良くない例(表の言葉だけを真に受けて処理する)

  • 利用者様: 「今日の夕飯はいらないです!お腹も空いてないし、ほっといてください!」

  • 支援者: 「そうですか。じゃあ下膳しておきますね。無理に食べなくてもいいですよ。」(※言葉通り受け取って立ち去る)

  • 利用者様: (布団をかぶりながら)「…本当に誰も心配してくれないんだな…」(※孤立感を深める)

〇 良い例(言葉の奥にある本音・SOSにアプローチする)

  • 利用者様: 「今日の夕飯はいらないです!お腹も空いてないし、ほっといてください!」

  • 支援者: (静かに部屋に入り、声のトーンを落として)「いらないって言いたくなるくらい、何か気持ちが落ち込むことや嫌なことがありましたか…?」

  • 利用者様: 「…別に。みんなで食べても楽しくないし。」

  • 支援者: 「そっか…みんなの中で食べるのが辛くなっちゃったんですね。お一人で抱え込んでおられて、お辛かったですね。」(※寂しさや辛さに焦点を当てる)

  • 利用者様: 「…実は作業所でミスして、落ち込んでて…部屋で一人で食べたいんです。」(※本音を話してくれる)

  • 支援者: 「そうだったんですね。今日はお部屋でゆっくり召し上がりますか。後で話を聞かせてくださいね。」

 

まとめ

  • 本質: 人が発する言葉は「感情や本音の氷山の一角」に過ぎない。

  • 姿勢: 強い言葉や投げやりな言葉に惑わされず、「なぜその言葉を使わざるを得なかったのか」という背景に心を寄せる。

  • 極意: 表の言葉ではなく「奥にある本音」を受け止められたとき、利用者様は深い安らぎと安心感を得る。

----------------------------------------------------------------------
障がい者グループホーム OWLさるびあ
住所 : 北海道札幌市白石区川北二条1丁目4−6
電話番号 : 090-7057-8458


OWLさるびあ西岡
住所 : 北海道札幌市豊平区西岡二条4丁目7−18
電話番号 : 011-827-1191


OWLさるびあ中の島
住所 : 北海道札幌市豊平区
中の島二条 2丁目1-20エスポアールハイツ
電話番号 : 070-6998-6679


OWLさるびあ福住
住所 : 北海道札幌市豊平区西岡5条1丁目2−8
電話番号 : 090-1815-9813


札幌市の障がい者グループホーム OWLさるびあで求人

札幌市でOWLさるびあ西岡の求人

札幌市のOWLさるびあ中の島で求人

札幌市にあるOWLさるびあ福住で求人

豊平区にあるグループホーム

札幌市で働くパートスタッフ

札幌市での世話人としての仕事

札幌市の未経験歓迎の仕事

札幌市で取り組む夜勤シフト

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。