(福祉 日勤募集中)精神症状 思考の症状 その2
2026/05/12
「OWLさるびあ」の精神医学研修、思考の症状(その2)では、最も支援の現場で直面しやすく、かつ慎重な対応が求められる「思考内容の障害」=【妄想(もうそう)】について深く掘り下げます。
妄想とは、客観的に見て明らかに誤りであるにもかかわらず、本人が確信を持って信じ込み、理屈で説得しても訂正できない考えのことです。
1. 妄想の3つの特徴
医学的に「妄想」と呼ぶには、以下の3つの要素が揃っています。
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非合理性: 内容が現実離れしている。
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確信: 本人にとっては「絶対の真実」である。
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訂正不能: 他人が正論で説得しても、考えが変わらない。
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2. 妄想の主な種類
利用者様が抱える不安の種類によって、現れる妄想の内容が異なります。
① 被害的妄想(自分を脅かすもの)
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被害妄想: 「誰かに命を狙われている」「嫌がらせをされている」
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関係妄想: 「テレビのニュースが自分のことを言っている」「すれ違う人が自分の悪口を言っている」
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注視妄想: 「常に誰かに監視されている(カメラがある)」
② 微小妄想(自分を過小評価するもの)※うつ状態で多い
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罪業(ざいごう)想: 「とんでもない悪いことをした」「地獄に落ちる」
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貧困妄想: 「お金が全くない」「一文無しで生きていけない」
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心下(しんげ)妄想: 「内臓が腐っている」「不治の病にかかった」
③ 誇大妄想(自分を過大評価するもの)※躁状態で多い
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血統妄想: 「自分は皇室の人間だ」「実は有名な政治家の子どもだ」
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発明妄想: 「世界を救う大発明をした」
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3. 現場での接遇マナー: 「否定しない・肯定しない」
妄想を抱える利用者様への対応は、スタッフの精神的なスタミナも必要とされます。OWLさるびあ流の「中立の作法」を身につけましょう。
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否定は「敵対」を生む: 「そんなカメラありませんよ」と否定すると、本人は「スタッフも監視グループの仲間だ」と被害の対象を広げてしまうことがあります。
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肯定は「助長」させる: 「本当ですね、誰かが見ていますね」と合わせると、妄想を事実として強化してしまいます。
◎ 感情にのみ共感する(感情のパラフレーズ)
「誰かが毒を入れた!」と訴えがあった場合、事実は肯定せず、その「怖さ」に寄り添います。
「毒が入っているかどうかは私には分かりませんが、そう思われるのはとても怖いことですよね。不安でしたね」
このように、本人の「確信」ではなく「苦しみ(感情)」に焦点を当てることで、信頼関係の糸を切らずに済みます。
20〜60代スタッフの皆様へ
人生経験を積んでくると、私たちは「正しい・間違い」をはっきりさせたくなることがあります。しかし、妄想の世界にいる利用者様にとって、それは「自分の真実」を否定される孤独な戦いです。
妄想の裏側には、常に「強い不安」や「自信の喪失」が隠れています。 「なぜこんな嘘を言うのか」ではなく、「この方は今、何に怯えているのだろう」という視点を持ってください。皆さんの「動じない落ち着いた佇まい」が、妄想という荒波の中で利用者様が掴まることができる唯一の「現実の杭」になります。
まとめ
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妄想は: 本人にとっての「揺るぎない真実」である。
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種類: 不安からくる被害妄想、自信喪失からくる微小妄想など。
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対応: 内容の是非を争わず、不安な「気持ち」に寄り添う。
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