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(求人 札幌 豊平区 福祉)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その⑤」相手に伝わったかどうか確認しよう

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(求人 札幌 豊平区 福祉)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その⑤」相手に伝わったかどうか確認しよう

(求人 札幌 豊平区 福祉)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その⑤」相手に伝わったかどうか確認しよう

2026/10/12

「OWLさるびあ」の業務・福祉基礎研修シリーズ。今回はコミュニケーション術【伝え上手】の第5弾、【対人援助における「伝え上手その⑤:相手に伝わったかどうか確認しよう(双方向コミュニケーションと受け止めの確認)」】です。

どれだけ分かりやすく丁寧な構成や5W1Hで説明したとしても、支援者の側が「言った(伝えた)」だけで終わってしまっては意味がありません。

対人援助において、コミュニケーションのゴールは「こちらが話したこと」ではなく、「相手がどう受け取ったか(どう伝わったか)」にあります。最後に必ず「伝わり方の確認(確認のフィードバック)」を行う技術を学びましょう。

 

1. なぜ「伝わったかの確認」が不可欠なのか?

人は誰しも、自分の経験やその時の心理状態(不安、焦り、体調など)という「独自のフィルター」を通して言葉を聞きます。

そのため、支援者が意図した内容と、利用者様が受け取った内容の間には、無意識の「受け取りのズレ(誤解・思い込み)」が生じやすい構造になっています。

【「言った」と「伝わった」の大きな溝】

支援者:「(言葉を発したから)もう伝わったはずだ」 ➔ 単なる一方通行(発信)
   │
   ▼【伝わったかの確認(フィードバック)】
   │
利用者様:「なるほど、〇〇ということですね」        ➔ 双方向コミュニケーション(相互理解の完了)

確認を怠ると、「言った・聞いていない」の行き違いや、意図と異なる行動による事故・パニックにつながってしまいます。

 

2. 相手を追い詰めない「確認の問いかけ」テクニック

確認をする際、「分かりましたか?」「理解できましたか?」とストレートに聞くのはNGです。

相手は圧迫感を感じて「はい(分かっていないけれど…)」と答えてしまったり、「自分の理解力を試されている」と不快感を抱いたりしてしまいます。

〇 プロの支援者が使う「3つの確認フレーズ」

問いかけのコツ 具体的フレーズ例 支援的効果
① 主語を「自分(支援者)」にする 「私の説明で、分かりにくいところはありませんでしたか?」 「相手の理解力」ではなく「自分の説明力」に焦点を当てるため、相手が質問しやすくなります。
② 復唱(言い換え)をお願いする 「念のため、明日何時にどこへ行くか、一緒に確認してもらえますか?」 相手の口から具体的な行動を発話してもらうことで、正確な理解度が確認できます。
③ 不安・気になる点を尋ねる 「ここまでお話しして、何か気になることや心配な点はありますか?」 疑問点だけでなく、話を聞いた後の「感情(不安・迷い)」も拾い上げることができます。

 

3. 実践!対話のビフォー・アフター

服薬後の注意点や明日の予定を伝える場面での比較です。

✕ 良くない例(確認が雑で、相手にプレッシャーを与える)

  • 支援者: 「明日は9時半に車で出発するので、5分前には1階の玄関に降りてきてくださいね。分かりましたか?」

  • 利用者様: (圧迫感を感じて思わず)「…あ、はい。分かりました。」

  • 結果: 翌朝、9時半になっても降りてこず、「聞いていない」「9時半に準備を始めると思っていた」などの行き違いが発生。

〇 良い例(優しく復唱と不安を確認する)

  • 支援者: 「明日は9時半に車で出発するので、9時25分には1階の玄関でお待ちくださいね。私の伝え方で分かりにくい部分はなかったですか?」

  • 利用者様: 「大丈夫だと思います。」

  • 支援者: 「ありがとうございます!念のため、明日何時にどこ集合か、一緒に確認してもらえますか?」

  • 利用者様: 「えっと、9時25分に1階の玄関ですね。」

  • 支援者: 「バッチリです!何か不安なことや気になる点はありますか?」

  • 利用者様: 「あ、持ち物はリュックで良いですか?」

  • 支援者: 「聞いてくださって良かったです!リュックで大丈夫ですよ。」(※完全な相互理解が完了)

 

4. 非言語(表情・しぐさ)から「伝わり度」を読み取る

言葉で「分かりました」と言っていても、以下のような非言語サインが出ている場合は、まだ伝わっていない・納得していない可能性が高いです。

  • 首をかしげている、目線が泳いでいる

  • 語尾が濁っている(「はい…」「たぶん…」)

  • 表情が硬い、眉間に少しシワが寄っている

このようなサインを見逃さず、「少し疑問に思うところがありましたか?」「いつでも聞き直してくださいね」と、優しくフォローを入れることが大切です。

 

まとめ

  • 本質: コミュニケーションの責任は「発信側(支援者)」にある。「伝えたか」ではなく「伝わったか」で判断する。

  • 姿勢: 「分かりましたか?」と相手を試さず、「私の伝え方で不明点はなかったか」と謙虚に問いかける。

  • 極意: 復唱と非言語の観察を通じて相互理解を完成させ、安心・確実な行動支援につなげる。

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