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(日勤募集中 障がい者グループホーム 世話人)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その④」5W1Hを伝える

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(日勤募集中 障がい者グループホーム 世話人)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その④」5W1Hを伝える

(日勤募集中 障がい者グループホーム 世話人)「対人援助【コミュニケーション術編】 「伝え上手その④」5W1Hを伝える

2026/10/11

「OWLさるびあ」の業務・福祉基礎研修シリーズ。今回はコミュニケーション術【伝え上手】の第4弾、【対人援助における「伝え上手その④:5W1Hで具体的に伝える(主観・あいまいの排除)」】です。

利用者様とのやり取りや、スタッフ間の引き継ぎ・連絡において、「ちゃんとやっておいてね」「適当に綺麗にしておいて」「後で話し合いましょう」といった指示や伝達で、行き違いやトラブルが起きた経験はありませんか?

対人援助の現場では、お互いの感覚や思い込みのズレを防ぎ、確実に意図を届けるために「5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)」を整理して具体的に伝えることが非常に重要です。

 

1. なぜ対人援助で「5W1H」が必要なのか?

「きちんと」「しっかり」「適当に」「後で」などの抽象的・主観的な言葉は、受け取る人の経験やその日の状態によって解釈が大きく変わってしまいます。

特に、具体的にイメージすることが得意な障がい福祉の現場においては、あいまいで曖昧な指示や説明はパニック、不安、または思い違いによるミスの原因になります。

【曖昧な表現(トラブルの元)】
「後でリビングを掃除しておいてください」
  └─ 「後で」とは10分後?夕方?「掃除」は掃除機?拭き掃除?

【5W1Hを明確にした表現(安心・確実)】
「15時(When)に、1階リビング(Where)の床を、〇〇さん(Who)が、掃除機で(How)、ホコリを取るために(Why)、清掃(What)してください」
  └─ やるべき行動・タイミングが明確で、安心して取り組める

 

2. 対人援助で意識する「5W1H」の要素一覧

要素 意味 現場での変換テクニック(具体化)
When いつ(時間・期限) 「後で」「早めに」 ➔ 「14時半になったら」「昼食が終わった後すぐ」
Where どこで(場所) 「あっち」「その辺」 ➔ 「食堂の大きなテーブルの上」「2階の相談室で」
Who 誰が/誰に(対象) 「みんなで」「誰か」 ➔ 「〇〇さんと支援者のAさんで」「私(支援者)が」
What 何を(内容・物) 「あれ」「それ」「準備」 ➔ 「連絡帳とボールペンを」「服薬のコップを」
Why なぜ(理由・目的) 理由を省略しない ➔ 「明日病院へ持って行くため」「怪我を防ぐため」
How どのように(方法・量) 「ちゃんと」「しっかり」 ➔ 「2回拭く」「10本数えて袋に入れる」

 

3. 実践!対話のビフォー・アフター

グループホームの利用者様へ、明日の予定やお願いを伝える場面の比較です。

✕ 良くない例(あいまい言葉が多く、行き違いが起きやすい)

  • 支援者: 「〇〇さん、明日お出かけするので、朝『しっかり』準備して『早めに』玄関に来てくださいね。必要なものも忘れないように『ちゃんと』持ってきてください。」

  • 利用者様: (「しっかり」「早めに」「ちゃんと」の基準が分からず不安になり)「早めって何時!?何を持っていけばいいの!?」

〇 良い例(5W1Hで具体的に伝える)

  • 支援者: 「〇〇さん、明日の外出の件でお伝えしますね。

    • 【When】 明日の朝 9時45分 に、

    • 【Where】 1階の玄関 へお越しください。

    • 【What / How】 持ち物は リュックに『お財布』と『水筒』の2点 を入れて持ってきてくださいね。

    • 【Why】 10時発のバスに遅れず乗るため です。」

  • 利用者様: 「あ、9時45分に玄関で、財布と水筒ですね!分かりました!」(※迷わず準備ができる)

 

4. 伝え漏れを防ぐ「数字(数値を伴う1H)」の活用

5W1Hの中でも、特に How(どのように/どれくらい) を伝える際は、数字(定量表現) に置き換えるのがコツです。

  • 「お茶を適量飲んでください」 ➔ 「コップ1杯分(約200ml)飲んでください」

  • 「部屋を少し換気しましょう」 ➔ 「窓を10cmだけ開けて、5分間換気しましょう」

  • 「少し休んでから行きましょう」 ➔ 「ソファで15分間休んでから行きましょう」

 

まとめ

  • 本質: 「自分と相手で見えている世界・言葉の基準が違う」という前提に立ち、誰が聞いても同じ行動がイメージできる形で伝える。

  • 姿勢: 「しっかり」「ちゃんと」「後で」といった感覚的な主観言葉を排する。

  • 極意: 5W1H(特に数値・時間・場所) をセットにして伝えることで、相手の不安を解消し、スムーズな行動支援につなげる。

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