(週一から 日勤 夜勤)精神症状 思考の症状 その4
2026/05/14
OWLさるびあ」の精神医学研修、思考の症状シリーズの最終章となる「その4」では、これまでの「流れ」や「内容」の異常をふまえ、それらが日常生活の判断にどう影響するか、そして私たちスタッフが直面する【判断力の障害】と、本人が病気であることを認識できない【病識(びょうしき)の欠如】について解説します。
これらは、支援の現場で「なぜ分かってくれないんだろう?」とスタッフが最も葛藤を感じやすい部分です。
1. 判断力の障害: 「選ぶ」ことが難しくなる
思考のプロセスがスムーズにいかない結果、物事の優先順位をつけたり、善悪や損得を論理的に判断したりする力が低下します。
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具体例: * 寒い日なのに薄着で外に出ようとする。
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賞味期限が大幅に切れたものを「もったいない」と食べようとする。
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一度にたくさんのことを頼まれるとパニックになり、何もしなくなる。
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現場での姿: 客観的に見れば「危ない」「損だ」とわかることでも、その瞬間の強い感情や、一部のこだわり(固執)に引っ張られて判断を誤ってしまいます。
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2. 病識(びょうしき)の欠如: 「病気だと思えない」
精神症状において最も特徴的なものの一つが、「自分はどこも悪くない」「治療の必要はない」と確信してしまう病識の欠如です。
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なぜ起きるのか: 本人の性格が頑固だからではなく、脳が自分の状態を客観的にモニターする機能(メタ認知)が症状によって阻害されているために起こります。
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支援上の困難: 薬を飲むことを拒否したり、「なぜ自分がグループホームにいるのか分からない」と訴えたりします。
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3. 現場での接遇マナー: 「理屈」ではなく「安心」で動かす
判断力が低下していたり、病識がなかったりする利用者様に対し、正論で論破しようとするのは、接遇として「最も効果が薄く、関係を悪化させる」行為です。
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「間違い」を指摘しすぎない: 「それはダメですよ」「間違っていますよ」と正論をぶつけると、本人は自分の人格を否定されたと感じ、反発を強めます。
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「納得」より「安心」を優先: 「病気だから薬を飲んで」と言うのではなく、「夜ぐっすり眠れるように、このお守り(薬)を飲みましょうか」など、本人が感じている困りごと(不眠やイライラ)の解決として提案します。
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小さな成功体験を支える: 判断ミスをしそうな時は、さりげなく選択肢を絞って提示し(例:2枚の服を見せて「どちらがいいですか?」)、自分で正解を選べたという自尊心を育みます。
30〜50代スタッフの皆様へ
皆さんはこれまでの人生で、「わかってはいるけれど、感情がついてこない」ことや、人から正論を言われて余計に意固地になってしまった経験があるはずです。
利用者様が「病気じゃない!」と言い張る時、それは彼らにとっての「自分を守るための最後の砦」であることもあります。 無理に病気を認めさせる(病識を持たせる)ことがゴールではありません。OWLさるびあでの生活が楽しく、皆さんと一緒にいると安心できる。その「安心の土台」さえあれば、たとえ病識がなくても、彼らは穏やかに支援を受け入れることができます。皆さんの包容力が、彼らの判断力の低下を補う最高のセーフティネットになります。
まとめ
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判断力の障害: 優先順位や安全の確認が難しくなる。
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病識欠如: 症状により、自分の状態を客観視できない。
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対応: 論破せず、本人の「安心」と「自尊心」を優先した提案をする。
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