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(グループホーム 日勤 夜勤 募集中)ダウン症~Q&A こんな時どうする2~

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(グループホーム 日勤 夜勤 募集中)ダウン症~Q&A こんな時どうする2~

(グループホーム 日勤 夜勤 募集中)ダウン症~Q&A こんな時どうする2~

2026/07/25

「OWLさるびあ」の疾患研修シリーズ。今回は前回の行動面に続き、体調の変化や急激な退行、ご家族・外部機関との連携など、現場でスタッフが特に判断に迷いやすいケースを取り上げる【Q&A こんな時どうする? Part 2】です。

現場での「ヒヤリハット」や「どう関わればいいの?」を解消し、チームで統一した対応ができるよう整理していきましょう。

 

❓ Q1. 急に会話が減り、今までできていた着替えや入浴ができなくなった時は?

【場面例】

数ヶ月前まで一人でスムーズに着替えや準備ができていたのに、最近急にぼーっとする時間が増え、服のボタンがかけられなくなったり、呼びかけても返事が遅くなったりしている。

💡 A1. 「単なる『わがまま・怠け』と決めつけず、急激な退行やメンタル不調・器質的疾患を疑う」

思春期以降や成人期のダウン症のある方には、環境変化やストレス、あるいは身体的理由から「急激な退行(DSRDなど)」「うつ状態」が発生することがあります。

  • NG対応: 「前はできてたでしょ!」「自分でやって!」と無理にやらせようと叱打・強制する。

  • OK対応:

    1. チームと医療へ即座に共有: 単なる気分の波ではなく、「いつから・どのように低下したか」を客観的に記録し、主治医や看護師、訪問看護へ報告します。

    2. 身体的要因の除外: 甲状腺機能低下症、てんかん、痛みの有無(首や関節など)、睡眠時無呼吸、見えづらさ・聞こえづらさがないか医療検査を行います。

    3. 手厚い介助とスモールステップ: できないことを責めず、今はエネルギーが落ちている時期と捉えてさりげなく介助に入り、安心感を提供します。

 

❓ Q2. 体調不良(痛みや怠さ)を言葉で訴えてくれない時は?

【場面例】

どこかが痛そうだったり体調が悪そうだったりするが、「大丈夫?」と聞いても「大丈夫」と答えたり、黙り込んだりしてしまう。後から熱が出たりケガが判明したりすることがある。

💡 A2. 「言葉での問いかけだけに頼らず、行動やバイタル数値、表情の変化を観察する」

ダウン症のある方は、痛みの閾値(感じ方)が高く痛みを感じにくかったり、自分の体調の変化を言葉で言語化して説明するのが苦手な場合があります。

  • NG対応: 「本人が大丈夫と言っているから」と見過ごしてしまう。

  • OK対応:

    1. 「普段と違う行動」に注目する: 食事量が減っている、体の特定の部分を触っている、歩き方が不自然、急にご飯を残す、横になりたがるなどの変化を見逃さないようにします。

    2. 客観的なバイタルチェック: 体温、脈拍、血圧、排便状況、皮膚の状態(傷や腫れがないか)を具体的に数値・視覚で確認します。

    3. 具体的な問いかけ: 「どこが痛い?」ではなく、「お腹と頭、痛いのはどっち?」など二者択一で聞いたり、「痛いところをタッチして」と身体表現を促します。

 

❓ Q3. ご家族とグループホーム側で、支援方針や「できること」の認識がズレている時は?

【場面例】

ご家族からは「家では何もできないので全部手伝ってください」と言われるが、ホームではご自身でできることが多い。あるいは逆に、ご家族の求めるハードルが高すぎてご本人が負担を感じている。

💡 A3. 「責め合わず、動画や具体的な場面の共有で『共通の理解』を作る」

家庭とグループホームでは、環境やご本人の緊張感、役割意識が異なるため、「できること・できないこと」にギャップが生じるのはごく自然なことです。

  • NG対応: 「ホームではできているのに、ご家庭の関わり方が甘いのでは」などとご家族を批判・否定する。

  • OK対応:

    1. 事実(動画・写真・具体的な記録)で共有する: 「ホームではこの手順書を見ながら、ご自身で靴下を履かれていますよ」と実際の様子を温かく写真や動画で伝えます。

    2. ご家族の苦労や思いに寄り添う: 長年の介護によるご家族の疲労や「失敗させたくない」という愛情から手が出過ぎてしまう背景を理解し、共感を示します。

    3. チームでの連携会議(面談)を設定: サービス管理責任者を中心に、ご本人・ご家族・ホームの双方が無理のない「共通の目標」を一つずつ決めていきます。

 

現場で役立つ対応手順(まとめ)

 

1.「いつもと違う」の客観的記録:ステップ1。

「何が・いつから・どんな風に変化したか」を言葉や数値で具体的に記録を残す。

2.身体・メンタルの両面アプローチ:ステップ2。

行動の背景にある隠れた病気・痛みのチェックと、ストレスを軽減する環境調整を同時に行う。

3.温かいチーム&外部連携:ステップ3。

ご家族、作業所、医療機関と「現在のリアルな様子」を共有し、一貫したスタンスで支える。

 

スタッフの皆様へ

体調の変化や退行、ご家族との連携など、複雑な場面こそ「一人で抱え込まないこと」が最も大切です。

スタッフ同士で「最近〇〇さんの様子、どう思う?」「こういう風に工夫してみたらどうかな?」と声を掛け合い、チーム全体で多角的に見守っていきましょう。

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